皆さん睡眠は摂っていますか?
どんなに良い人でも悪い人でも全人類共通して行うことが睡眠・食事・排泄です。
その中でも今回は睡眠に絞って、睡眠の重要性について紹介していきます!
同じ睡眠時間でも睡眠の質が良ければ、メリットは全く違ってきます。
まずは睡眠がいかに重要かという事について理解してもらいましょう。
人生における睡眠の占める割合
皆さん、普段何気なく寝ている方がほとんどだと思いますが、あなたの人生の中で睡眠の占める割合って考えたことがありますか?
恐らくこの割合を知ると、今後睡眠の重要性・質についてしっかり考えていこうと思うはずです。
それでは簡単に計算してみましょう!
【人生の時間】
寿命を80歳としましょう。実際近年の日本人の平均寿命はこれ以上にはなっています。
1日24時間×365日×80年 =70万800時間
【睡眠時間】
仕事が忙しい人も多いと思うので、睡眠時間は平均よりも少なめに設定してあります。
1日の睡眠時間が6時間だとします。
これが1年(365日)で2190時間。
寿命80年だから×80で17万5200時間
この割合を計算すると、人生において睡眠時間が占める時間は25%
人生の1/4が睡眠時間となるのです!
ちなみに、この平均寿命80歳の例でいくと、20年間も眠っていることになります。
皆さん、睡眠がいかに重要な事か理解いただけたでしょうか。
私もこれを知った時は、さすがにベッドや枕の質にこだわる人の気持ちが理解出来ました。
だって人生の1/4の時間もベッドの中にいるのなら、気持ちよく寝たいですもんね(笑)
では睡眠の大切さが理解できた所で、今度は睡眠の質を上げることで、あなたが得られるメリットを紹介します。
睡眠の質を上げることによって得られるメリット
睡眠の質が上がることによって得られるメリットは5つあります。
- ストレスの軽減
- 太りにくくなる
- 肌が綺麗になる
- 免疫力が高くなる
- 記憶力アップ!
1.ストレスの軽減
寝ている間に脳は感情を整理します。寝ることによって物事を客観的に見て、冷静に戻ることが出来るのです。
2.太りにくくなる
睡眠が足りていると、食欲を促すホルモンと食欲を司るホルモンとのバランスが取れていくことが理由です。
3.肌が綺麗になる
睡眠中には成長ホルモンの分泌が盛んに行われるので、新陳代謝や細胞の活動が活性化されるのです。
4.免疫力が高くなる
脳や身体を休ませることによって疲労回復するのは当然なのですが、寝ている間に分泌されるホルモンが活発になり免疫力も高まるのです。
5.記憶力アップ!
ストレス軽減でも書いた通り、脳は睡眠中に覚えたことや出来事の記憶を睡眠中に整理していくためです。
睡眠を撮るだけでこれだけのメリットが存在するのです。
経験ある方もいると思います。寝ている時間が勿体無くて遅くまで起きていたり、徹夜付けしてテストに臨んだりと。
これらは結局デメリットしかないのです。夜遅くまで起きた所で、結局は眠くなり後々その分睡魔が襲ってきますし、徹夜しても、当日のテスト中は眠気で集中力が散漫して集中できなくなってしまう可能性があるからです。
ここまで読んでくれた方はわかると思いますが、睡眠の質は上げた方が良いと思えますよね!
それでは実際に、どのようにして睡眠の質を上げるのか説明していきます。
睡眠の質を上げる4つの方法
- ノンレム睡眠を利用して深く眠る
- 睡眠時間の把握
- 眠る前の環境作り
- 起床後の行動
1.ノンレム睡眠を利用して深く眠る
簡単に説明すると、睡眠の深さによって2種類に分けられるのです。
浅い睡眠:レム睡眠と言い、脳が活発に動いている状態。
深い睡眠:ノンレム睡眠と言い、脳が休息を摂っている状態。
日常の活動の中で溜まった心身の疲れを回復するには、このノンレム睡眠をしっかりと摂ることが重要になってきます。
2.睡眠時間の把握
次は、ノンレム睡眠を考慮して、自分の適した睡眠時間を知る必要があります。
まず起きる時間として最適なのがレム睡眠時です。レム睡眠は浅い眠りの時なので、スッキリ起床することが出来るのです。
そう考えた時に、成人の場合の最適な理想の睡眠時間は、
- 4時間30分
- 6時間
- 7時間30分
が理想と言えるでしょう。
このどれかの中で、自分の生活状況(出勤・帰宅時間など)を考慮して選びましょう。尚、正確にはレム睡眠にも個人差があるのであしからず。
3.眠る前の環境作り
サッカーの世界では技術だけでなく立派な整備されたグラウンドも重要なように、睡眠も眠った時の質だけでなく、眠る場所であるベッド周りの環境作りも重要になってくるのです。
- 真っ暗にした部屋
- 寝る直前のスマホ禁止
- いびきや騒音対策
- カフェインは飲まない
- 寝酒は実は良くない
深く質の高い睡眠をするためには真っ暗にして寝ることは重要で、真っ暗になることによって脳が休まり、逆に光を受けることにより起きてしまうのです。これは目だけではなく、皮膚も同じように感じ取ってしまうので、暗い部屋で寝ることをオススメします。
そして、よくやりがちな寝る直前のスマホ。テレビやPCも同様です。それらの強い光は、脳に強い刺激を与え、緊張または興奮状態にしてしまうため、リラックスして眠る睡眠を妨げてしまうのです。
いびきや騒音も同様で、リラックス効果を損なわないためにも気を付けておくと良いでしょう。
カフェインの脳の興奮作用は7時間程続いてしまうので、就寝7時間前には摂取しないようにしましょう。カフェインの主な飲み物はコーヒー、ココア、抹茶、コーラ、紅茶、緑茶、ほうじ茶、烏龍茶などなどです。
最後に寝酒ですが、確かに寝付きは良くなるでしょう。しかし、脳を興奮させてしまうので睡眠の質という意味では、あまりオススメできません。
4.起床後の行動
起床後、まず最初にして欲しいのが太陽を浴びる事です。出来れば15分以上が好ましいでしょう。
太陽の光を浴びることによって、日中の活動に集中力を与え、脳を覚醒させるセロトニンという覚醒ホルモンが分泌されるからです。
毎日決まった時間に起きることも大切です。決まった時間に起きて、朝食をしっかり食べることで、あなたの身体もその習慣を覚えていき、体内リズムを合わせてくれるようになるからです。この体内リズムがしっかりすることによって、活動したい日中の時間帯に集中力が増すようになり、就寝したい夜の時間に自然に眠気が促されるようになるのです。
ここまで睡眠の質の重要性について紹介してきました。あなたがどんな事をして、どんな成長をしたいのかまではわかりませんが、間違いなく生活の中に組み込まれている【睡眠】を質の良いものに変えるだけでも、手助けになることでしょう。
今日から実践できる質の良い睡眠方法なので、是非参考にしてみてくださいね。
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